2006/8/21高尾山

ともかく最初は近くの山からということで高尾山を選びました。行き方はといえば、居住地の「西武遊園地」から西武線とJR中央線で高尾まで行き、京王線に乗り換え、「京王高尾山口」までほぼ1時間。ともあれ目的地の駅まで着きました。
さて初めての山歩きということで、ともかく最初は近くの山からということで高尾山を選びました。行き方はといえば、居住地の「西武遊園地」から西武線とJR中央線で高尾まで行き、京王線に乗り換え、「京王高尾山口」までほぼ1時間。ともあれ目的地の駅まで着きました。
駅を降りるとすぐ目の前に案内図があり、高尾山の登山路の説明があります。「こんなにあるの?」というくらいルートがあるんですね。麓からは1号路(参拝用の舗装路)、6号路(清流の沢登り)、稲荷山コース(高尾山の脇にある山のルート)の3つとケーブルカー、リフトと5つもあるんだぁ・・・。ともかくケーブル駅「清滝」までいくこととします。
高尾山口駅
案内図
清滝駅に向かいます。
清滝駅です。
なんせ初めてなんでどう登ろうかと迷い、暑い夏の季節から涼しそうな沢登りの6号路を選択。ひんやりと気持ちいいんじゃないかい?と期待して歩きます。
清滝駅の脇を抜け、川沿いに歩き始め15分位で6号路の入口にたどり着きました。うーーん、なんか「修験」の地みたいだなぁとちょっと恐る恐るですが、ともかく入ります。まだ道もなだらかであまり登山て感じではありません。水場があったり、祠もあったりしますが、20分位でいきなり「琵琶滝」というところに着きました。ホントに滝があるんだねぇ。ビックリ。
6号路入口
琵琶滝
琵琶滝の奥からも3号路に出れるらしいのですが、ここは戻って6号路を登ります。フェンスがあるのはなぜかな?と思いつつ歩き続けると、待ってましたとばかりせせらぎが見えます。この先もこの沢伝いに登り続けますが、それほど急ではなく、何かピクニックのような登りです。気持ちのいい沢伝いですが、沢が終わった後に地獄が待ってました。
写真はないのですが、延々数百段の階段です。最初は登りやすくするためなんだろうなぁと思っていたのですが、何のことはない、殆ど半分くらい階段登りではないかという位で、最後の方はバテバテになってしまいました。脚が上がらないということはこういうことなのか、と言う位のバテかたでした・・・。
高尾山の頂上まで階段が続き、やっとたどり着いたところで何とか写真を撮りましたが、なかなか脚が進まないんですよぉ!
山頂には様々な施設があり、茶屋まであるのにはビックリ。なんだ観光地なんじゃん!と少し期待ハズレでしたね・・。でも山頂からは西側に景色がよく、富士山や丹沢方面がかなりひらけていました。
気持ちのいいせせらぎ
山頂広場
山頂でゆっくりとしていましたが、体のバテかたもかなりなもの。この先どうしようかと思いましたが、今日はここまでにしておこうと思い、下山することとします。なんせ初めてですからねぇ・・・。
下山路はどうしようかと悩みましたが、来た路を帰るのも能がないので、別のルートを使うことにしました。
ルートは1号路、3号路、4号路、稲荷山コースとあるのですが、「つり橋」があるという4号路を選択。さっそく降り始めました。
下山始めて30分位して、その「つり橋」に出ましたが、それなりに風情のある場所です。路も結構変化に富んでいて、ここが高尾山かと少し感動しつつの下山路です。そのまま歩き続けると、1号路との合流地点である「浄心門」に着きました。
4号路のつり橋
浄心門
浄心門について、霞台まで来たところで脚にかなりの疲労が・・・。こんなもんでもう疲労かよ!と思われるでしょうが、繰り返しますが初めての登山で、しかも単独行。それまであんまり歩いたことがない稲荷には、ここが限界でした。ここからはケーブルを利用して、ともかく麓まで降りようと決め、470円を払ってケーブルに。あっという間に麓である「清滝」駅に着いてしまいました。なんか朝からかかって登ったのが不思議のような感じがしてしまいましたよ。
ケーブル「高尾山」駅
ケーブルの中
このあたりで13時過ぎ。そういえば登り始めてから何も食べてないし、水分補給もままならなかったことに気づきました。「昼飯食うかなぁぁ」と思い、キョロキョロしていたら参道周りには色々とおいしそうな店が並んでいます。
「高橋家」「栄茶屋」・・・高尾薬王院の参詣客向けの店なんでしょうね。どこにしようかな?と迷っていたのですが、京王高尾山口に向かっていたら、地味なお店を見つけました。川魚料理「にいの」です。おそばも出しているし、なによりも「川魚料理」が気に入りました。さっそく入り、ともかく「生ビール下さい。」と言ってしまいました。
何と言っても汗出し尽くした後ですし、夏の暑さもあるし、出てきたとたんに「グビグビグビグビグビ・・・・」と一気に大ジョッキを飲み干してしまいました。「ううーーーん、これじゃー!!」と感激。
川魚料理「にいの」さん
 
お品書きを見ると、「鮎塩焼き」が目に留まります。「おぉぉぉぉーーー鮎じゃー!」と思わず頼んじゃいました。夏に鮎。これぞ日本の夏。キンチョーの夏です。焼くのに時間がかかりますが、これがまたいいんですよ。女将さんが「これでおしのぎ下さい。」と山菜漬けを出してくれました。これがまた絶品なんだよなぁ・・・。ビールのおかわりと山菜漬けでまた「グビグビグビ」です。そして来ましたよ!鮎塩焼きです。写真を撮るのを忘れるくらいで手が出てしまいました。おっといけないいけない、写真取らねば・・。と食いかけで取りました。でもホントうまいんだよね。3杯目のビールを飲みながら、堪能させていただきました。
最後に、締めの「つけトトロそば」を食べて今日の山登りは終了。ホントいいねぇ山登りは。
鮎の塩焼き(食いかけ)
つけトロロそば
初めての山登りは、「バテる」ことのつらさを思い知ることでした。もう少し歩くことに慣れなければ、たかが高尾山も辛いものになるんですよねぇ。ともかく、これからも時間がある限り登り続けようと決心した次第でした。(完)


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