2007/12/15 高尾山

今まで履いていた靴がヘタってきて、雨天時には滑るようになったもんで、登山用の靴が欲しくて、「好日山荘」というショップに行きました。最初は軽登山靴の予定が店員に薦められるまま試して行くと、結局3000m級の山も大丈夫と言われる靴を買っちゃいました。ウン万円もの靴なんか通勤用にも買ったことがないのに、いいのが欲しいと思うとついつい手が出ちゃうんだよな・・・。結局カード払いで購入。その靴慣らしでちょっと行こうと思い、奥多摩を考えていたのですがまたもやカミさんから同行するとの宣言が出て、しかたなく高尾に上がることにしました。
毎度おなじみの高尾山ケーブル「清滝」駅の広場。紅葉もすっかり終わり、ちょっと寒そうな雰囲気です。でも天気はいいし稲荷山コースから入ることにしました。稲荷山展望台からは、高尾方面の景色がくっきりと見えます。
清滝駅の広場
稲荷山展望台からの景色
前にも紹介したとおり、稲荷山コースは高尾山の主峰ではなく横にある山で、尾根道が続く結構趣のある路です。観光客では装備的にも少し厳しい路なので、歩いているのは登山客ばかり。1時間ちょっとで高尾山頂手前の分岐に着きます。今回も山頂には上がらず巻道から紅葉台のほうに向かいます。行程1時間半で紅葉台に着きました。景色が透き通っていて遠くの丹沢山塊も見えます。
稲荷山コースの尾根道

 紅葉台の景色

紅葉台に着き辺りを見回すと結構お年のパーティが大勢いて、ワイワイガヤガヤと昼食を取っています。中には一杯飲んでいるのもいて、ここで飲んじゃうと下りる時大変ダゾ!と他人事ながら心配になります。酒は下山後に限るのになぁ。
こちらも休憩を終わり、この先進むかどうか悩みました。カミさんの膝は今のところ特に問題ないようで、このまま城山まで行って小仏に下りようかと思いましたが、カミさんからは「にいの」の鮎塩焼きを食べたいとの所望で、小仏に行くとバスでJR高尾に行ってしまい高尾山口には戻れないため、ここから引き返すことにしました。
紅葉台@

紅葉台A

紅葉台から高尾山の山頂へは10分位。下りて階段上がれば、そこが高尾山頂。標高599mで紅葉台より高さがあるので遠くの丹沢山系が見えます。頂上はケーブル経由の観光客も多いのですが、紅葉シーズンほどではありません。結構寒いですからね。
紅葉台からの景色

高尾山頂からの景色

山頂からの下山ルートは今回4号路を取ることに。沢伝いなので夏は気持ちのいいコースですが、冬場はどうかな?と思い歩いてみます。長い階段に続き沢に出ますが、水があまりなくやはり冬場の路ではなさそうです。それでも遅れた紅葉も見られ、それなりに風情を感じさせます。
沢伝いが終わり山道になり、1時間半ほどで琵琶滝に出て車道へ。さほど汗もかかない靴慣らしになりました。
清滝駅に出て、さっそく「にいの」に入ります。水分補給は不要なので「鮎塩焼き定食」を注文。鮎の塩焼き・山菜天ぷら・トロロ・ご飯・暖かいおそば・お漬物のセットで、メチャクチャ旨そう。結局ビールも頼んでいつもの形になりました。
ま、今回はお遊びみたいなもので少し物足りず。今年の納め登山はどこにしようかなと考えながら帰宅致しました。
4号路の紅葉

「鮎塩焼き定食」inにいの



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