2008/2/11 高尾山

2月に入って雪が降ったり急に仕事も忙しくなり、山には殆どいけなくなったのですが、降雪直後でよく晴れた祝日の月曜日でもあり、低山で雪見がてらいこうということになりました。行き先はやはり高尾山。車で1時間位なのでチェーンも不要。奥高尾は無理でももみじ台辺りまではいけるかな?と行ってみました。
京王高尾山口駅は、駅前に大きな駐車場もあり車客にも便利。こういうところがミシュラン観光地三ツ星をとる所以なんでしょうかね?駐車場代1,000円払って準備をはじめ、清滝駅に向かって歩きます。
いつもの京王高尾山口駅

清滝駅に向かいます。

清滝駅につくと一昨日までの雪を除雪していました。結構降ったようです。周りのお客さんを見るとみんなアイゼンをつけています。「そんな大げさな・・・。」と思いましたが、稲荷山コースに入ろうとしてビックリ。北斜面になるため階段が雪で凍結してアイスバーン状態。なるほどこの状態なら要るわなぁ・・・。と思い、簡易アイゼンを出します。でもカミさんの方がもっと危なっかしいので、結局ゆずるハメに。アイゼンくらい買ってくれよなぁ・・・・。
除雪済みの清滝駅

稲荷山コースの入口

北斜面を抜けると急に雪が消え、むしろ泥濘の登山道になります。乾いた部分と泥濘と雪が交互に現れ、靴も急に重くなってしまいます。稲荷山展望台まではこんな状態が続きましたが、その後は高度も上がって山陰は「雪山状態」になってきました。この辺になるとアイゼンが欲しくなります。
雪山状態。

 もう一丁雪山状態。

高尾山とは思えないような雪山ですが、なんとか高尾山頂までたどり着きました。富士山がきれいに見えます。
高尾山頂から望む富士山

もうひとつ富士山

もみじ台まで行ってみようということになり、雪を踏みつつなんとか上がりましたが、その先に進もうとしたら急に雪の量が増えました。階段が雪に埋まり一歩一歩雪に埋もれそう。何とか階段下まで下りましたが、この先はアイゼンなしでは難しそうです。
仕方がないので、巻き道経由で戻ることにしました。この巻き道がまた雪で埋まり、パウダースノーのような雪に人が通った部分だけ踏まれているというような状態。途中、逆から来た方から「5号路はこっちですか?」と聞かれ、「ここは奥高尾への巻き道ですよ。戻らないと。」と答えます。どうみても普通の観光客の格好で、女性はなんとスカート姿。よくここまで着たなぁと感心してしまいました。これじゃ事故もおきるよなぁ・・・・。そのまま5号路経由で1号路を通り観光客に混じって麓まで下りましたが、ケーブルカーで来るお客さんは、普通の格好なので危ない危ない。ヒール姿で4号路に行こうとしている人に、「その靴じゃ無理ですよ!」と注意してしまいました。1号路なら除雪しているので何とか大丈夫でしょうが、その他の路はアイスバーンなのに・・・。ともかく雪を見ての高尾山。最後に「にいの」で「鮎塩焼き定食」を食べ、腹一杯で帰りました。今日の教訓。「普通のアイゼン買わなきゃ!」ということで、帰路途中で山屋に行きアイゼン買っちゃいました。来週から使おうっと!


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