2008/8/09 高水三山

HNNメンバーによる第3回「山オフ」、夏の登山というわけで汗をかいて最後は「生ビール」&「鮎塩焼き」で締めようと、張り切って歩き出しましたが、これがとてつもない苦行になるとは・・・・。いつもの3名による珍道中が始まりました。
高水三山というのは奥多摩の入口にありますが、御嶽山の逆側ということであまり知られていません。でも結構景色はいいので稲荷は好きでして、今回で2回目、JR青梅線の拝島でH氏とばったり、軍畑駅でO氏と会えました。だって軍畑で降りたお客さんは我々3人以外に一人だけ。無人駅なんで、駅前に売店が1軒。ホントのどかな駅でした。売店でドリンク買おうか迷ったのですが、凍結ドリンクあるからいいかな、とパス。これが失敗でした。駅から側道を歩き車道に出ましたが、後ろを見ると有名な(?)鉄橋が見えました。
軍畑駅踏切(O氏撮影)
JR青梅線の有名な鉄橋
しばらくは車道歩きでしたが、日差しが厳しく汗かきまくり。この車道歩きでかなり体力を消耗してしまいました。登山口脇の川でタオルを濡らして入ります。登山口からすぐのところに高源寺がありますが誰もいないところでした。それにしても日差しが厳しい・・・。砂防ダムまでが遠い遠い。ドリンク飲もうとしても凍結ボトルなんであまり溶けません。失敗だなぁ・・・。
高水山登山口
  高源寺です。
砂防ダムの階段が厳しく3人とも結構ばててしまい、階段上がったところで休憩。日陰が気持ちいいんですが息が整わない。結構湿度も高いようです。休み休み上がりましたが、稲荷が段々遅れ気味に。やはり50歳代になるとついて行くのも一苦労。途中チャリンコ担いで登ってくるオイちゃんを見送り、尾根道まで出て常福院で休憩。更に上がってやっと高水山。ここまで2時間かかり、かなりのスローペースでした。3人ともヘバってます。
高水山頂上
頂上でヘバってます。
ここで休憩し、次の山「岩茸石山」に向かいました。この春のときは木も繁ってなくて景色がよく見えたのですが、夏はあまり見えません。靄もかかっていたので季節的にはあまりいいとは言えないようです。またもや稲荷は遅れ気味で先行した二人に数分遅れで追いつくのが精一杯。岩茸石山前の急坂を登った時は、先の二人が見えなくなってしまいました。
やっと頂上。時間は11時半頃。女性客の歓声が聞こえましたが、どうやら煮炊きしながらの昼食のようです。「ジャガリコ好きー。」「ウインナ食べる人ー!」「ハーーイ」って、まるで小学生の遠足感覚。こっちはバテてへばってしまい、食い物どころじゃない状態でした。
岩茸石山頂上から棒の折方面を望みます。
頂上で携帯?繋がるのかな??
頂上で休憩していたら、遠くの方で何やら音がします。ヘリコプター?車?なんだろうと耳をすますと、夏の名物「雷」の音のようです。そういえば今日は午後から雷雨の予想でしたので、来始めたのかな?と思い、急いで下山。ここから2時間程度かかりますので、急ぎましょう。
歩いているうちに、段々音が近づいてきます。ヤバイ!サッサと行かねば。惣岳山は巻いてどんどん降ります。しかし下りでも大汗かいてしまいます。今日はホントに湿度が高いんだなぁ・・。もうシャツもパンツもズボンもびっしょり。汗拭いたタオルを絞ると水がボトボト落ちます。こんなに汗かいたことはありません。ドリンクもH氏のお茶を分けてもらい、がぶ飲みです。ほうほうの態で歩き続け、熱中症寸前で下山できました。
ひたすら歩いてます(O氏撮影)
御嶽駅で電車待ち(O氏撮影)
この後は、H氏お勧めの「のしこん」本店でコンニャクを味見し土産を買い、ドライブイン御嶽に突入。いつもの「お疲れ様セット」を頼み、来るまでに濡れた服を着替え、戻ってカンパーーイ!生ビール大ジョッキを一気に飲み干してしまいました。うーーーんこれだから止められない!鮎もバリバリ食って、ビンビールに切り替え、ともかく飲む・飲む・飲む!つまみなんかそこそこで、ひたすらビールで水分補給。澤乃井の冷酒も楽しみ、最後にザル蕎麦で締めました。満足!
真夏の山登りは厳しいのですが、今回の教訓。
@車道歩きの少ない山を選ぼう! Aドリンクはスポーツドリンクとそれ以外の2種類必要 B汗拭きタオルは沢山必要 C着替えはシャツ・パンツ・ズボンのワンセットが理想
お疲れ様でした。次回は9月6日か27日を考えています。(場所未定) 同行希望者はメールにてご連絡を!


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