2008/11/09 大塚山〜御岳山〜鳩ノ巣路

土曜日に行くつもりだった山でしたが、雨のおかげで結局中止。仕方ないので日曜日に単独行で行くことにしました。
目的地はどうしようかと、電車に乗っても悩んでいましたが結局奥多摩に行くことにしました。近いからねぇ・・・。
青梅線に乗ってもどこから入山するか決めかねて、結局御嶽を過ぎて「古里」駅で降りました。
どんよりとした天気で景色は望めないなぁと思い、景色は期待せずにとにかく混雑を避けようとして古里駅から御岳山に登ることにしました。降りて登山口に向かいましたが、まず驚いたのは万世橋の上から見た紅葉。何だかんだと言ってもかなり色づいていました。
万世橋
橋上からの紅葉
ここから御嶽への登り口に行くと途中に蕎麦屋で有名な「丹三郎」の前を通ります。地図にも載ってますからねぇ。有名なんですが行ったことはなく高そうなんで行きそびれていました。今度はいってみたいですね。
名物「丹三郎」
  ここが登山口
街道脇に登山口があり、車道を歩くといきなりきれいなトイレがあり「丹三郎」が建てたとのこと。えらいなぁ・・・。その脇に山道があり何とフェンス状の扉がついていました。猿や熊から守るためなんでしょうね。
そのまま大塚山への長い道が始まり、結構ジグザグ道を歩き1時間半程度かけて大塚山への分岐点に着きました。それにしても天気が悪い・・・。
分岐@
分岐A
ここから少し登ると休憩場所があり、遅めの朝食を取り大塚山の山頂に上がります。結構景色は良くて奥多摩方面の山並みが見えてきました。意外ですよね。それでも各山には雲がかかり、おそらく1500m以上の山はガスで見えないでしょうね。
大塚山からの景色(鷹巣山方面)
大塚山からの景色A(大岳山方面)
大塚山山頂というのはあまり踏破したという感じではなく、なんかハイキングコースの休憩場所みたいな感じです。看板には「ペンキ塗り立て」なんて書いてありました。ふーーん。
大塚山山頂
大塚山からの景色B
ここからは30分程度で御岳山に着きます。ビジターセンターの前を通ると、お客さんがいるわいるわ、登山客と観光客、子供連れや赤ちゃん連れ、まるでその辺の公園みたい。これじゃ神社や日の出山当たりはメチャ込みだろうと思い、どうしようかと思いましたが、これまで行ったことのない「鳩ノ巣路」を通ることにしました。大楢峠を通って鳩ノ巣駅に出る道です。この道は余り人が来ないようで快適な路でした。しかも紅葉も見られ結構なところです。
鳩ノ巣路の紅葉
静かな路です
 1時間くらい歩くと「大楢峠」というところに出ました。本当に大きなコナラの木がありビックリしました。でもここにもおじいちゃん・おばあちゃんの団体が・・・。しかもシートを広げてお弁当を食べています。どうやら別の車道を車で上がってきたようで、歓声を上げて飲み食いされています。ま、早々に離れましょう。このまま更に1時間程度歩くと途中で山並みが色づいているのが見えました。
 大楢峠のコナラの木
 色づき始めた山並み
そうこうしているといよいよ終点の鳩ノ巣駅に近づきました。雲仙橋を渡るとやはり色づいた渓谷と山並みが見え、もうあと1週間くらいで完全にシーズンインになるなぁと感じました。
 鳩ノ巣渓谷ですね
上の方の山並み
ここから駅までは5分程度。道路を渡って駅への坂道を行くと、昨年2階ほどお世話になった「玉福」が開いてました。ばあさん二人がやっている飲み屋で、いかにも駅前の店です。ここは鮎もないし、カレーライスや蕎麦などを出しているだけですが、肉豆腐がうまいんですよ。まずはビールでのどを潤し、その後は熱燗でクイ!もうたまらん・・・。
地元のおじいちゃんも来て、「この辺は猿が多いんじゃ」「奥多摩もいいところじゃろ?」と気さくに話してくれました。ばあちゃんも話しに入ってきて、なんやら田舎に帰ってきたみたい。1時間位つぶしてから店を出て、まっ黄色に色づいた駅前のイチョウの写真を撮ってからゆっくり帰宅しました。今回は脚もさほどじゃなくて楽な山行でしたね。
 玉福
駅前のイチョウ


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