2008/11/15 鋸山〜大岳山〜御岳山

先週は紅葉にもう少しといった感じでしたが、1週経って今回こそ!と張り切って奥多摩に行くことに。
最近脚に負荷もかけない楽チン登山ばかりなので、思い切って通常は御岳から大岳山を経て奥多摩に抜けるコースを逆に行こうと決めました。
朝はまだ暗い中、始発で拝島から青梅線に乗り継ぎ混雑必死な御岳ケーブルを避け、終点の奥多摩駅まで直行です。
始発の西武線で出たから朝の奥多摩に7時過ぎに着きました。夜明けから30分位なのでまだ寒く、駅前のバス停付近も暗い感じ。こっちは歩きなのでそのまま昭和橋に向かいます。
朝の奥多摩駅
バス停も暗いです。
橋を渡ると渓谷からの紅葉が見えましたが、まだ暗さが目立ちます。天気は良さそうですが・・・。渡りきってすぐに登山口があります。
渓谷の紅葉
  登山口の看板
まずは愛宕神社に登りますが、すんごい階段!187段あるそうですが、上を見るとひっくりかえりそう。そのまま登計のある神社の脇を抜け、一旦車道に出ます。そこから少し林道を歩き途中で本格的な登山道に入りますが、まだ山陰で暗く対面に見える石尾根は日に照らされて非常に明るく、コントラストを感じます。
階段
石尾根方面
高度を稼ぐにつれて段々道も険しくなり、場所によっては鎖場や階段、手すりがつくようになります。普段使っていない足の筋肉には厳しい登りが続きました。ようやく平坦になって「お?ここが鋸山か?」と三角点の写真を撮り、休憩して遅い朝食(おにぎり)を食べながら地図を見ると、鋸山はもっと先でした。ここから20分位先です。
途中の鎖場
途中の三角点
途中は多少の上り下りがありますが、若干の紅葉も見え快適に進んでいたところ、徐々に曇り始めました。先を急ぐと最後に鋸山手前で厳しい登りが・・・。ここを踏破するとやっと鋸山にたどり着きました。一組の先行者が休憩していましたが、景色は見えないため記録写真にとどめ先を急ぎます。
途中の紅葉
鋸山頂上
鋸山からは少し下って更に尾根道を歩きます。中岩山という小さな看板を見て更に行くと、御前山への分岐に出ました。いずれは登るつもりですが今回はパス。更に進みますが、いよいよ物凄い登りが始まります。
写真を取る元気もなくなる急坂で、坂というよりもクライミングに近い登りです。ストックが邪魔になり、岩と岩の間をよじ登る感じですね・・・。登攀20分位でようやく大岳山頂上に着きました。でもガスが出て景色がまったく見えません。お客さんは大勢いて皆昼飯を食べています。ここで11時半だから4時間かかっています。
大岳山山頂(左は他人)
お客さんが一杯(子供が多い)
こっちも食事を取りそそくさと御岳に向かいます。ここからは経験済みのコースですが、登ってくる人が次々に来て登り優先すると結構ストップも多く、すれ違うお客さんはみんな息も絶え絶えで「すいません」と一言。別に急がなくてもいいんだけど、こっちも「どうぞ」と一声かけます。そうこうするうちに大岳神社と大岳山荘に着きました。
 大岳神社(狛犬いるね)
 大岳山荘
大岳山荘を過ぎると後はあまりアップダウンはないのですが、ガスがひどくまわりがまったく見えません。多分向こう30m位までかなぁ。こんなにひどいガスは初めて。山の天候ってホントに分かりません。
 途中の道(ガスがひどい)
先が余り見えません。
芥場峠を抜けた辺りでガスから開放され、ロックガーデンへの分岐を過ぎ水場で休憩。カップで水を一杯飲むとアクエリとは違った旨さ。顔も洗ってさっぱりしました。後続の女性客が水を飲むか飲まないか迷っていましたが、一人が「大腸菌大丈夫?」なんてヌカしました。まったく山に来て水場の水を気にするようなら来るなよ!と頭にきちゃいます。ホント!
少し先行されたので、坂の途中上がり3ハロン32秒台(?)で差し切ってやりました。ザマーミロ、二度と来るなよ!!
30分位で長尾平に着き、やっと紅葉らしきものが見えました。そういえば景色みえなかったからなぁ・・。神社を抜けて途中に真っ赤になった紅葉を見てケーブル駅に。大混雑です。
 長尾平
参道途中の紅葉
ケーブルも満員で満杯のまま滝本に着き、更にバスも満員。最後のとどめは「ドライブイン御岳」も満員。周りには店がないのでウロウロしましたが、結局酒屋で缶ビールとワンカップを買ってホームでグビリ。この時期は混雑との戦いですねぇ・・・。
ま、これで大岳山と御岳はほぼ制覇。後は馬頭刈尾根方面からのルートを残すのみです。近々攻めて見ましょう!


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