2008/12/07 鶴脚山〜馬頭刈山

本当は前日の土曜に行くつもりでしたが、金曜日の忘年会で深酒して起きられずパス。日曜日は普段行かないのですが、メタボ防止にやっぱり行こう!と決心。朝早く起きて奥多摩行くつもりが、電車の乗継が悪く拝島で30分待ち。これじゃもったいないと武蔵五日市に行きました。こちらはあまり行っていない場所ですが、馬頭刈山に行ってみようと駅を降りました。
今回も天気が良くて、武蔵五日市の駅ではピーカンの晴れ。バスは西東京バスですが、あちこちに行っているのでどこに行けばいいのか分からず、案内図を見てみたら、「千足」で降りればいいのが分かりました。しかし、そこまで行くバスがなく、結局「払沢の滝(ほっさわのたき)」行のバスに乗り、終点「払沢の滝入口」で下車。
武蔵五日市駅
駅前の案内図
一緒に少年野球の子供が降りましたが、登山客は私だけのようです。しかし寒い。水溜りが凍っています。車道を歩いていると正面に「つづら岩」が見えてきました。そのまま歩いて行くと小さな滝が見えました。寒そうです。
つづら岩が見えます
滝も寒そう
登山道がどこか分からず、地図を片手にそのまま歩いていると、どうもここらしいという分岐がありました。何の案内もない・・・。まあここだろうと入って行きますと、まあ坂のきついこと!車道なのに結構ハアハア言って、すぐに汗ばんでしまいました。
車道が切れたところで、朽ちた案内板があり「馬頭刈山」への登山道であることが判明。「車道の前に案内板位出しておけよぉ」と思いますね。さてここからが本格的登山です。
結構厳しい登りで、ふくらはぎがパンパンになってきます。段々登っていくと日光が差してきて、途端に暖かくなってきます。行程1時間半で最初の山「鶴脚山」に到着。木が邪魔であまり景色は見えませんが、隙間から一応写真撮影。
鶴脚山頂上
隙間からの景色
鶴脚山からは一旦降りる形で次の馬頭刈山に向かいます。この尾根は馬頭刈尾根といい、大岳山まで続く尾根道でして、昔は大岳山にこの道で行っていたとのことですが、いまは御岳山経由が主流になってしまい、こちらは寂れてしまいました。その分人が余りいませんので静かな歩きができます。そういえばほとんど人と遇いません。行程45分で馬頭刈山に着きましたが、ここで一人登山者がいました。脇で大岳山が尾根伝いに見えます。
馬頭刈山頂上
大岳山が見えます
頂上にはベンチがあり、ここで休憩。買ってきたおにぎり食いながら、温かいコーヒーで暖まります。でも日差しはポカポカ。なんか気持ちのいいひと時です。休憩を終えて今度は下山になりますが、少し降りたところで富士山がくっきりと見えました。前回の景信山からの富士山とは違い、少し遠く見えます。
馬頭刈山からの富士山
やっぱり富士はいいねぇ・・。と満足して下山の途につきました。ここからは少し急な下り坂ですが、途中でちょっとずつ富士が見え、そこでも写真を撮っちゃいました。そうこうしていると高明山という看板が見えます。昔は神社があったようで、鳥居が残っていました。いまでは麓に下りちゃいましたけどね。
 途中の富士山
 高明山
ここからは山陰に入り寒くなってきます。木の階段やら岩場の繰り返しで1時間程度で林道に出ました。暗いんだよねホントに。林道をテクテク歩き、民家が見えてくると同時に日光が差し込み、ちょうど12時頃に「軍道」というバス停に出ました。五日市までのバスは・・と見ると、あら?12時台にはバスがない?仕方ないから十里木まで歩きましょう。秋川渓谷を見ながらの車道歩きですが、途中で残っている紅葉を見つけました。写真を1枚!って撮って間もなく十里木に着きました。わ!バスが待っている!
走ってバス停に着きそのまま乗車。あっという間に武蔵五日市の駅に着きました。
 一ノ尾根の紅葉
秋川の紅葉
この駅の周辺はなぜか、飲み屋らしきものがなく、以前も探したけど何もないまま結局帰宅したことを思い出しました。仕方ないので駅の売店で土産と缶ビールを買い、そのまま電車の中でグビグビプハー!お客さんがまったくいないからこそできる技ですね。今日は結構早上がり。JCD見なきゃ!


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