2009/02/07 北高尾山稜

1月は1回しか山登りに行けませんでした。何だかんだと忙しいんですよね。今回は初めての北高尾山稜を歩いてみます。
ところが最初からアクシデントが・・・・。でも天気が良かったので何とか歩けました。
高尾山や景信山はここ何回も行っており、やや食傷気味で、どこにしようかなと思って中央線に乗って高尾駅に着きました。バスを待つ人も少なめでしたが、今回は歩いて旧甲州街道を進みました。2月でしたがポカポカしていて気持ちよく、小仏関所跡に着きますと、梅が咲いていました。梅はー咲いたか〜、桜はまだかいな〜と、都都逸が聞こえてきそうな感じです。
小仏関所跡の碑です。
梅の咲き始めですね。
関所跡から少し戻り、路地を入ると中央線を渡る橋があり、その先に神社があってここが登山道への入口です。このまま歩くと中央高速が見え、下をくぐって登山道に向かいます。
神社です。
中央高速が見えました。
くぐって舗装道を道なりに行くと、登山道の口と思える所に出ました。いよいよ山に入るなと思い歩くと沢沿いなんですが、なんか雰囲気が変。とにかく倒木が多く、道を塞いでいます。昨年もこんなところがあったので仕方ないかな?と歩き続けると、段々荒れてきました。道どころではなく、沢そのものになってきました。倒木をくぐったりまたいだり、え?こんなに荒れているの??と20分位悪戦苦闘した時、やっと気づきました。「道間違えたな!」こうなると戻るしかないのですが、何せ道がないのですから、沢を歩くしかありません。そのうち沢が深くなり、結局対岸に渡り「籔漕ぎ」になります。木々の間を無理やり歩くことなんですが、これが大変。方向としては中央高速が目印で分かるので、とにかく登ったり降りたりを続けます。
 高速くぐって舗装道が続き・・・。
倒木だらけの沢沿い
30分以上漕ぎ続け、何とか元の道に戻りました。どこで間違ったのか??そうしたら、中央高速をくぐってすぐのところに小さな看板が出てました。「何だここかよ!」と見るととても登山口とは思えません。これじゃ間違えるよなぁ・・・。
ホッとして歩きましたが、この道が結構キツイ。藪漕ぎで汗かいた上に更に急登。息が上がります。ほぼ30分登り続けて最初の目標「地蔵ピーク」に着きました。少し広いピークでしたが、お地蔵さんが2体祀られていました。
ここが登山道口(左上の写真のコンクリ右上でした)
地蔵ピーク
ここからは尾根道ですが、結構アップダウンがあり脚にきます。巻き道がないのはツライ・・・・。そうこうしていると何やら「ギャー」という声。なにかな?と思っていると藪からいきなり猿が飛び出してきました。こっちもドッキリ。すぐに見えなくなりましたが、野生の生き物が現れると驚きます。襲ってこないよな・・・とちょいとビビリ気味で脚を早め、ほぼ1時間で「富士見台」に着きました。
富士山が見えるとのことでしたが、霞みがかっていて富士は見えません。景信山や生藤山などが見えました。
 富士見台
 富士山は見えません。
ここからは小下沢方向に向かいます。最初の藪漕ぎがなければ1時間余裕があったのですが、すでに11時過ぎ。これでは景信山までは脚を伸ばせません。結局小下沢林道に着いたところで戻ることにします。林道に着いたら立派な建物があり、「高尾の森作業場」という看板が出ていました。休憩して一服すると周りにも木の切り株がたくさん転がっていて、できれば一つ二つもらいたいと思いながら、やっぱり無理だな、と諦めて林道を歩きます。
高尾の森作業場
周りにも木株がゴロゴロ
ここからは林道歩きですが結構長い道で、脇には小下沢のせせらぎが流れていて夏場ならば気持ちいいでしょうが、この冬では寒々しいですね・・・。歩き歩いて45分。途中大下梅郷がありますが、まだ咲いていません。通り抜けたところがバス通りで日影沢の分岐に出ました。
梅郷もまだ咲いてません
わずかにほころんでいました
ようやく日影のバス停に着きました。接続も良く5分位でバスが来ました。
 日影バス停から高尾方面
日影バス停
 高尾駅までバスで行き、南口まで踏み切りを渡って歩き、いよいよ「多摩の里」で十四代を飲むぞ!と入ってビックリ。なんだぁ?聞いたら、「すいません。入荷待ちです。」だと。「いつ入る?」「さあ、なにせ貴重なお酒なんで・・・。」とがっくり。仕方ない。生ビールをグイグイ飲んで、天ぷら盛り合わせ、最後にもりソバで締めて本日終了!次回はオフかな??


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