2009/04/04 鳩ノ巣路〜御岳山〜鍋割山〜大楢峠
春も盛りになり桜も満開。でも山はまだ冬だろうと思い、桜は期待せずに早春の奥多摩をと思い、御嶽山を目指して青梅線に乗り込みましたが、やはり登山客がソコソコいて、さあどこから登ろうかなと思い迷いました・・・。 |
JR青梅線はいつも拝島から乗りますが、立川始発なので電車は通勤通学客と登山客が混じっている不思議な車内風景となります。通勤通学客はほとんど青梅までで降りてしまい、青梅からは登山客オンリー。乗った電車は青梅で10分停車して次の電車を待って走り出しますが、シートがほぼ満席で発車。結構いるなあ・・・と思い、「御嶽」で熟年客がかなり降りました。やはりケーブル利用客でしょうから、ここはパス。次の古里駅でも団体が降りたのでパス。結局鳩ノ巣で降りました。なんと私を含め3人しか降りませんでした。いいねぇ!雲仙橋を渡ってさあ行こう! | |
鳩ノ巣駅 |
雲仙橋 |
最初は車道歩きですが、20分位で登山口に入ります。人がほとんどいないので快適な歩きです。そのうち無料の休憩場所に着きますが、景色がいいので風景撮影しました。鳩ノ巣集落とその向うに川苔山手前の山が見えます。 | |
登山口 |
鳩ノ巣集落風景 |
登山口から整備された道を歩き30分程度したところで花が見えました。スミレの一種でしょうが道端に群生していました。 後で調べてみたら「タチツボスミレ」という花のようです。その後は「ニリンソウ」が見えました。高尾で見たのと同じですが、「イチリンソウ」ではなく「ニリンソウ」みたいです。似ているんですよね。 |
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タチツボスミレ |
ニリンソウ |
約1時間で大楢峠に着きました。ここから鳩ノ巣路の長い歩きが続きますのでここで休憩。大楢峠といいますが、由来の楢の木は実はコナラの木だそうで、ホントはコナラ峠のところ大きいコナラの木で「大楢峠」なんでしょう。ちょっと違うか? | |
大楢峠着 |
由来のコナラの木 |
休憩を終えて鳩ノ巣路を登ります。山腹を巻いた道なので、景色は余り期待できません。道自体は軽いアップダウンがある程度で快適なんですが、道自体が途中ガレていたり沢を渡す橋がなかったりで、結構スリルはある道です。 | |
道がガレていました。 |
歩きづらいガレ場 |
ここ以外でも少し歩き箇所はありましたが、それでも1時間半くらいで御嶽山に着きました。何度も来ている山なので神社はパスして長尾平で休憩します。ボーイスカウトの団体や子供連れが多くて、人が少ない所はどこかなと地図を見て考えます。 大岳山は時間的に無理なので、ここから奥の院→鍋割山に行こうと決め、更に歩き始めます。この道は大岳山の巻き道の上を登る結構ハードな道で、急斜面や鎖場があります。昨年3月のときはここが凍結していてアイゼン着けたのを覚えています。 |
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急斜面 |
鎖場 |
ヘトヘトになって鍋割山に到着。1084mあるということで、久々の1000m級到達です。休憩してここから芥場峠に出ようかと思したが、大楢峠への案内(手書き)があるので、こっちに降りてみようと歩き始めました。これが失敗でした・・・。 途中までは道や印があったのですが、途中で急に案内がなくなり気がついたら物凄い急峻の岩場になってました。ゲッ!迷った!!戻るか悩みましたが、ここまで来て鍋割山へ戻るのは時間的にも厳しいし、結局ヤブ漕ぎを始めます。道なき斜面を木を伝いながら降り、何回か転び最悪の事態です。とにかく下には朝通った「鳩ノ巣路」がありますので、たどり着けるはずと信じて滑り降ります。1時間位してやっと鳩ノ巣路に降りることができました・・・。汗と枯葉でグシャグシャになりながらほっと一息です。 写真を取る元気もなく、大楢峠を越えて朝来た雲仙橋までたどり来ました。最後に車道脇に咲いていた花ニラがきれいだったので撮影。ここで15時過ぎになり、飲む時間もなく帰宅。西武遊園地に咲く桜を撮って終了としました。疲れた・・・・。 |
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花ニラ |
西武遊園地の桜 |