2009/04/18 日の出山〜御岳山〜鳩ノ巣路〜大楢峠

1ヶ月ぶりの山オフ。前日の天気予報では「晴れで絶好の行楽日和」との「予想」でしたが、何のことはない朝から曇ってました。まあそのうち晴れるだろうとたかをくくって出発しましたが、武蔵五日市についても曇り空は晴れませんでした。バスは上養沢に向かって走りましたが、山には低く霧がかかっており、展望は・・・?という感じでしたが、ともかく上養沢に着きました。
山オフももう何回か行っていますが、4名編成になってからは2回目。武蔵五日市駅に8時に着き、8時20分発のバスに乗り、上養沢には30分位かかります。またバスのかわいいこと!なんじゃこりゃ?ピンク色でちょいと小さいヤツでした。恥ずかしいねぇ。終点まで行ったお客さんは我々4名以外には一人だけ。やっぱりこっちは空いているなぁ。周りを見ると春爛漫のような花が咲いています。
かわいいバス
バス停付近の花
通行止めの工事脇を通って20分位の車道歩きですが、川には魚が見え水ぬるむ春も見えました。途中ヤマブキが見えたので撮影。通行止めのせいか車は一台も来ません。テクテク登山口に歩き、約20分で登山口に着きました。
 ヤマブキ
登山口
このルートは日の出山から南に伸びる金毘羅尾根を脇から取り付く道なんで、階段が多く短い割には厳しい道です。途中に「養沢鍾乳洞」という看板と建物が見えましたが、すでに閉洞しており朽ちていました。その脇には早くも「シャガ」の花が咲いており、やや早い新緑の季節を思わせます。
 養沢鍾乳洞跡
シャガの花
更に歩き続け金毘羅尾根との分岐につきました。行楽日和どころか少し寒いくらいで霧が深い悪天候といってもいいコンディションです。このまま10分くらいで日の出山への分岐に着きましたが、霧の中に桜が咲いていました。
金毘羅尾根分岐
桜が咲いています。
桜は満開なのに空が乳白色なんで桜色がまったく目立たず、なんか白い世界のよう。それでもあたり一面桜が満開。小さい桜の木にも小さな桜の花が咲いており、天気がよければ映えただろうに・・・・と残念。
 桜が満開
小さな桜の木でも咲いています
ここからは日の出山の急坂が始まります。階段と坂のどちらもあって、坂道コースを行きますと段々階段コースから離れていって結局東雲山荘前に出てしまいました。ここからも頂上には登れますから少し巻いたのかな?頂上に着いたら少し霧が晴れましたが景色はまったく見えず、乳白色の下界しか見えませんでした。集合写真を撮って大休止します。
集合写真(ちょっと小さい)
 頂上の桜
休憩を終えて御嶽山に向かいますが、相変わらずの霧で廻りは余り見えず、ひたすら歩くだけ。途中御嶽神社の鳥居が見えましたが、昨年秋に脇の木が倒れ、その倒木は処分されていましたが鳥居が破損した部分がまだ直されていません。切られた木の年輪を数えたらおおよそ100本位あり、100年を越える木だったのが分かります。
御嶽神社の鳥居
倒木は切られています
 約40分くらいで御嶽神社に着きましたが、大混雑!しかも背広姿までいます。一番上の展望台で休憩しましたが、このまま御嶽駅に出るのは混雑に巻き込まれると思い、鳩ノ巣路を行こうということになり参道を通らず脇の道を歩きましたが、ここでやっと晴れ間が見え、遠くの奥多摩方面の山並みが望めました。そのまま降りると、鳩ノ巣路入口で萱葺きの古民家がどーーんと開けます。すごい萱葺き屋根ですなぁ・・。
 遠くに奥多摩が見えます
萱葺きの民家 
鳩ノ巣路は前回も歩いたので、目新しさはないものの2週間前とは景色が違ってました。前回は「冬」なら今回は「春」。枯れ木ではなく新緑と花ばかり。2週間でここまで変わるんですかね。ニリンソウやスミレ、コゴミまで見えました。
大楢峠で休憩し、そのまま鳩ノ巣駅に向かう途中、無料休憩所で休んでいたら対面の谷から声が聞こえます。良く目を凝らすとなんとクライミングをやっているではありませんか。そういえばここは「バットレス」といわれる所。なるほどこんな風に登るのか・・・と感心。「俺らは無理だよなぁ」と全員納得。そりゃそうだ。
 ニリンソウ(本物)
クライミング
 
長い下山路もようやく終り。車道に出て雲仙橋を渡りますと、そこが終着。橋の上で各自写真撮影してましたが、確かに下はきれいな渓谷。ここも秋になると真っ赤になるんですがね・・・。「鳩ノ巣釜飯」という店に入り、とにかくビールを飲み、鮎を食って最後にそばで締め、4時過ぎの電車で帰りました。お疲れ様でした!次回はどこに行きますか!!
 雲仙橋
渓谷
 


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