2009/05/06 陣馬山〜明王峠

連休中は府中に行ったり、実家に帰ったりして食べては寝るの繰り返し。ウエイトオーバー気味なので連休最終日に山に行こうとオフ仲間を誘ったら、2名が参加表明。ところが天気予報は雨時々曇りとのことで、まあ登ったら晴れるだろうとたかをくくって決行。そしたら・・・・すごい天気になりました。
前日は雨が降り続き、今日は朝降ってその後やむという予報。実際起きてみたら止んでました。よっしゃ!これは頂上で太陽拝めるぞ!と自宅を出ました。藤野についたのは朝7時半前。お客さんほとんどいませんでした・・・。バス停で待っていると金髪のオバさん(日本人)から「こんな雨でも山に登るの?」と聞かれ、「ハア、雨具持ってますし、こんな天気なんで人も少ないんですよ。」と答えました。そんなこんなで、メンバーも来て8:11発の和田行バスに乗り出発しました。5分くらいで「陣馬登山口」に着きましたが、雨は再び降り始め、バスを降りてすぐに雨具を着込みます。登山口では我々以外に1名の登山客で一ノ尾根方面に行かれたので、栃谷尾根は我々だけのようです。車道を延々と歩き、途中不思議な筍を見ました。
こりゃ筍じゃないな。
筍の販売所
更に車道を歩き続け、「陣馬の湯」という看板が見え始めます。帰りだったら寄って行ってもいいけど、これから登るのだからここは無理。ジグザグの車道も飽きてきたころに「栃谷休憩所」というログハウス風の建物に着きました。ここで休憩です。
雨具を脱ぎ一服して景色を見ると、山間に雲がかかり森閑として何ともいえない日本的な景色。原風景だよなぁ・・・と感心しました。
 栃谷休憩所
休憩所からの景色。
休憩所を出て更に車道を上がると、陣馬の湯方面と栃谷尾根方面の分岐がありました。もっとも稲荷は気づかずメンバーから「ここ曲がるんじゃないの?」といわれ気づきました。「あ、失礼!」と更に上がるとやっと車道から別れ登山道になります。雨は更に降り続き、雨具の内側は汗でぐっしょりしてきて、なんかブルーな気持になりかけます。もっともこの登山道は初めてでしたが、雨のためか他にまったく人がいないし、木の根だらけで歩きづらい一ノ尾根と違い、歩きやすい結構サクサクした道でした。天気が良いと嬉しいのですがね・・・。そして段々勾配がきつくなり、最後の階段地獄を経て陣馬山の頂上にたどり着きましたが、まったくの雲の中でした。
 陣馬山頂上(芦毛馬の像)【O氏撮影】
記念碑【O氏撮影】
頂上の茶屋も開いていないと思っていましたが、一軒だけ開けており先客がいてそばを食べています。俺たちも食おう!と注文。少し寒かったのでこれで温まりました。茶屋の中ではストーブをたいていて、へーー、5月でもストーブかぁと感心してしまいました。
そばを食ってお茶飲んで、さあどうしようかと考えましたが、雨と寒さで結構へこたれてきたので明王峠から相模湖に抜けようと決めます。雨具も少し乾いたので11時頃にスタート。ここからなら2時間半程度でしょうか。
しかし、雨はよりひどくなり、カメラも出せません。ここからはほぼ写真も取れないのですが、明王峠からの下山道では道上を川のように水が流れ始め、鉄砲水が恐くなり始めました。こりゃ急がないとマズイぞ!一気に下ります。途中休憩を2回ほど取りましたが、ホント雨はひどくなる一方。天気予報はまったくのウソじゃん!と更に加速します。ようやく與瀬神社にたどり着き、雨具を脱ぐことができました。
ズボンはかなり濡れています。下の高速は上りが大渋滞中で、ここだけが連休を思い出せる風景でした。
與瀬神社
中央高速は渋滞中
いつもの相模湖駅前みやげ物屋の2階の店に入り、いきなり生ビール2杯を飲み干しました。登山中湿度が高くのどがあまり渇かなかったためか、ポカリを飲んだのは1回だけでほとんど水分を取らなかったのですが、下りた途端にこれですから現金なものです。以後ツマミ!生酒!生酒!ツマミ!と昼酒を繰り返し、いい気分になって土産を買って駅に着きました。駅から見る山は鬱蒼としていて、ここを歩いたのかと少し感傷的に。雨の登山もいいですが、やっぱりいい天気の中がいいですね。次回は天気になれよ!
 相模湖駅
雲が垂れ込む山の風景


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