2009/06/20 鍋割山〜大岳山

梅雨入りして晴れ間を待った土曜日でしたが、この日しかないという予報に賭けてオフを決行。そしたら奥多摩方面は曇り空。
なんじゃこりゃ!天気予報外しやがった!と、普段の競馬の予想を棚に上げての非難。ま、天気は仕方ないね。立川から青梅線直通奥多摩行きの展望電車に乗り、御嶽駅に着きました。見える山間は雲だらけです。
御嶽駅からバスで10分くらいのところにあるケーブル駅ですが、正式名称は「滝本駅」といいます。バス停は「ケーブル下」と言ってややこしいのですが、この滝本駅ですでに標高407mということで、行先の御岳山が831mだから423mを6分で上がってしまいます。歩いたら1時間位かかりますので便利なものですなぁ。
さっそく往復1,050円の往復ケーブル料金を支払い乗車開始を待ちます。お客さんは割と少なく30人くらいでしょうか。この時期は御嶽も見るものないし、少し暇な時期かもしれませんね。
駅の待合所にあるお土産コーナー
時刻表(左がケーブル・右がバス)
御岳山に上がると、やっぱりガスがかかっていて晴れそうもありません。しかしのんびりしている暇もないので、装備を準備してさっそく上がりましょう。途中までは山上集落を抜け御嶽神社の境内まで歩きます。途中ユキノシタの群生が見られました。以前生藤山に上がった時に見られましたが、こんな街中で見られるとは思いませんでしたよ。
長尾平で小休止してルートを確認。「往きに苦しい方と楽な方どっちがいい?」と聞いたら「そりゃ先でしょう。」とH氏。じゃ、奥の院経由にしますか、ということになりました。天狗の腰掛杉の分岐から分かれます。
 ユキノシタの群生
奥の院ルートの分岐標
この道は結構難路ですが、かつて冬に登ったことがあります(記録17)。あの時は3月でまだ雪が残っていました。今回は緑の中ですから趣が違います。奥の院から鍋割山までアップダウンが続きますが、1時間半程度で鍋割山に着きました。まあまあのペースです。
 鍋割山山頂(全員集合)
岩場途中での休憩(O氏撮影)
ここから大岳山へ向かいます。通常ルートに合流してから岩場アップダウンルートを歩き続けます。写真撮るにはガスが濃いのでただ歩くのみ。木陰では夕方並みの暗さで、ガス晴れろ!と願うも天気は言うこと聞きませんね。大岳神社につき小休止。少し寒くなって汗ビショの上着を着替えます。
大岳神社からは岩場続きの登り。ストックが邪魔になるほどです。攀じ登るというのはこんな感じでしょうかね。奥多摩側から登った時も凄かったけど、こちらもすごいよねぇ。登った感激はあるのですが、周りは真っ白。まったく見えません。狭い頂上広場では3・40人位いるでしょうか。結構な人の数です。これだけいると鳥も降りてこないでしょうね。カロリーメイト用意していたのに・・・。
それでも鶯の鳴き声がすぐ目の前で聞こえ、写真撮りたいなぁと思うものの、どこにいるのかは見えません。悔しいですが、仕方ないですね。
大岳山山頂
またもや全員集合
さて、そろそろ降りましょうか。元の岩場を滑らないように注意しながら降ります。少し濡れた岩場は怖いです・・・。ツルッといったら終りだもんね。やっとこ岩場が終わり神社に近づく頃、登ってくる団体がいます。これがまた物凄い人数で、次から次に人が来ます。100人以上はいたと思われ、しかも年配者もいれば若い女性・子供もいて、どういう団体じゃ?と不思議に思っていましたが、「これだけの人数がいっぺんにあの狭い頂上にたどり着けるのか?と心配になってしまい、こっちは早く降りようという気になりました。
足早に大岳神社から芥場峠に着き休憩します。ここまで来てと少し晴れてきました。もう少し早く晴れればよかったのにねぇ。
芥場峠
高岩山との分岐です。
芥場峠から急な坂道を下り続け、やっとのことで水場に着きます。ここまでわりと速いペースで歩いたので、汗をかいていましたので湧き出る水をぐっと一杯飲みましたが、これが旨いの何の!前にも書きましたがホント山の水は旨いですね。シェラカップでほとばしる水を受けて飲みますが、思わずペットボトルに詰めちゃいました。そして更に脚を進め、1時頃に朝休憩した長尾平にたどり着きました。ケーブル御岳山駅で急に晴れて、ケーブルカーからは御岳から青梅方面の町並みが見えるほど。半日早かったかなぁ。
御岳山駅でケーブルの中から
もう一枚
滝本駅に着いてバス停まで歩くとすでにバスが待っています。ちょっと早いかなと思ってましたが、これが臨時便。ラッキー!乗ったらすぐに走り出し、2時過ぎにはドライブイン御岳に着いちゃいました。あとはビール!鮎!てんぷら!冷酒!と散々飲んで、結構いい気分で帰宅の途に着きました。うーーん、こりゃやめられないなぁ・・・・。次回は遠征(雲取山)です。


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