2009/12/13 三頭山

寒くなっての山歩きは景色がよく見えるという利点があるのですが、とにかく寒さ対策、特に汗冷え対策が重要ですね。今回は奥多摩三山(大岳山・御前山・三頭山)で、まだ行ったことのない三頭山を登ることにしました。交通の便が一番悪いところですのでバスは利用せず、車で行くことにしました。
三頭山は秋川の最も奥にあり、自宅から1時間40分、武蔵五日市からでも1時間位かかります。渓谷景色はすでに紅葉が終り落葉しています。前々日の大雨でまだ道路は濡れており、カーブの連続では滑らないか緊張します。ようやく目的地である檜原都民の森につきます。ひょうこう1000m位のところで結構広い駐車場があります。
 檜原都民の森駐車場
都民の森入口
都民の森自体は観光地なので、森林館という立派な建物までは道も舗装されています。帰って歩きづらいんだけどね。森林館を抜けると普通の山道になります。それでも整備されているので気持ちのいいウッドチップコースですね。途中遠くに生藤山が見えました。
ウッドチップコース
遠くに生藤山(真ん中の山)
ちょこっと歩くと滝見大橋というつり橋に出ました。確かに滝ですがそれほど大きくなく、むしろつり橋の方が立派で、歩くと橋がきしんでちょっと怖い雰囲気でした。
 滝見大橋
つり橋
滝です。
下の方
 
この先は沢伝いの道ですが、かなり整備されているので歩きやすい道です。まだ陽射しもあって結構暖かく、途中の休憩場所でもベンチがあるし、いいところです。それにしても沢は涸れずに轟々と流れていきます。かなり高地ですがどこからこの水が供給されているのか不思議でした。ブナの木が多いからかな?
 途中の道
沢の水
約1時間半で「ムシカリ峠」に着きます。木も枯れているので景色も見えますが、曇ってきて富士山が見えそうもありません。ともかく三頭山頂上に急ぎましょう。途中変な風に曲った木がありました。どうしてこんな風に曲るのかな?
ムシカリ峠
どうして?
ようやく三頭山頂上(西峰:1524m)に着きました。南西側は雲が出て富士山は見えません。三つ峠山付近の頂上には雪が見え、完全な冬山ですね。北側には眼下に奥多摩湖、遠くに鷹巣山と雲取山が見えました。今年登ったよなぁ。
 三頭山頂上(西峰)
奥多摩湖が見える
 雲取山
鷹巣山
休憩してから更に中央峰(1531m)〜東峰(1527m)と進みますが、西峰とは違ってホント通り過ぎるような感じでした。東峰の先には展望台があって、遠くにいつも見える大岳山と御前山が見えました。どこも登っている山で、なんか懐かしさを感じます。
中央峰頂上
東峰頂上
 展望台
大岳山が見えます
ここからは下山路になります。大分曇ってきて、もう陽射しは望めません。途中から急坂の下りで落っこちそうになるようなところもありましたが、何とか降りられました。都民の森の敷地内にある「木材工芸センター」はトイレが洋式でびっくり。さすが都営だけあるなぁ。山歩きのトイレとすればちょっと贅沢すぎか?ま、いいでしょう。そんなこんなでおよそ4時間の山歩きでした。
途中の急坂
鞘口峠
帰りは都民の森から奥多摩湖に出て、青梅街道をひたすら帰りました。これで奥多摩三山は制覇しました。これからはどこを目指しますかね?八ヶ岳?それとも富士山付近に行きますか!


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