2010/01/09 倉岳山
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 2010年登り初めは単独行になりますが、奥多摩ほど通っていない中央線沿線の山を中心にと考え、少しマイナーな中央線の南側にある倉岳山を選定しました。鳥沢から上がって梁川に降りるというルートです。 |
高尾駅から中央線に乗り、鳥沢駅に着いたのが7:30前。前回の扇山のときと同じ駅ですので、駅舎の写真はパスしてすぐに甲州街道に出て東京方面に戻ります。中央線の向こう側に行きたいのだけれども、どこで曲るのか分からないまま歩き続けると、突然小さな標識が出ました。「鳥沢小東」横断歩道のところで、右に向くと小さなガードがありますが、背を曲げないと通れないような小さなガードです。 | |
甲州街道の標識 |
JRの小さなガード |
ガードをくぐると、広々とした平野が見えます。その向うに目的の倉岳山やその先の道志につながる山々が見えました。寒いけど気持ちいいですね。後ろを振り返ると西側の山々がそびえています。滝子山かな? | |
東側の山々 |
西側の山々 |
住宅地の真ん中を歩きますが、格好が格好だけにどうもこの町歩きは恥ずかしいものです。さっさと抜けて小篠までくると北側に扇山と百蔵山が望めます。 | |
百蔵山 |
扇山 |
ここから登山口への林道に向かいます。道の途中にゲートがあり通れないのかと思ったら、右側に「登山者はここから」と書いた扉があります。扉を開けていよいよ登山道になりますので、例の2本ストックを出してセットして歩き出します。 ゲートから間もなく一部凍結している小篠貯水池の脇を通り抜けます。この辺まではまあまともな道ですが、段々と道もゴロタ石の道になります。雨が降ると沢になっちゃうんでしょうね。駅から1時間歩き続けて「石仏分岐」に着きました。 |
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ゲートです。 |
石仏分岐 |
分岐は高畑山と穴路峠から倉岳山に抜ける二つの道ですが、今回は近道の穴路峠に向かいます。それにしても寒い・・・。特に手が寒いんですよね。手袋しているのに・・・・ずっと北斜面だからなのかな?それに常に左側に沢があり、水が結構流れてますのでよけい寒く感じるのかも・・・・。 途中2本の杉が並んでいるところに出ましたが、ここが「夫婦杉」というところです。ちょっと休憩しますが休むと体が冷えるので、ほんの数分で立ったままになりますね。 更に進み、斜度が上がってきて向うの方が明るくなったと思ったら、穴路峠に出ました。さすがに陽射しが暖かいですねぇ。少し休憩です。何か説明看板もありますが、鳥沢や梁川の集落と道志川の集落とを結ぶ道だったとのこと。今はハイカーだけですね。 |
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夫婦杉 |
穴路峠 |
ここからは、暖かい尾根道で風ないからポカポカしてます。ホント気持ちいいです。峠から約30分で倉岳山頂上に出ました。標高990m倉岳山頂上です。 | |
暖かい尾根道 |
頂上に出ました。 |
頂上からは北側と南側の景色がよく見えます。特に富士山はこれまでの山より近い分だけ大きく見えます。 北側に移ると扇山やその先の権現山や丸山等も見えます。更に西の方に目をやると・・・、見えました!真っ白に雪をかぶった南アルプスです。形からは北岳ではないかと思いますが、遠いのでよく分かりません。今年は登ってみようと思いますが・・。 | |
富士山 |
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南アルプスです。(北岳?) |
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頂上で休憩し、持っていったパンを食べてから下山に取り掛かります。今度は立野峠から梁川駅に向かうのですが、下りは結構きつくて慎重になってしまいます。ピークがふたつあり最後まで太腿を使いまくり、30分以上かかって立野峠に着きました。まだ尾根道なんで暖かいです。しかし、ここからはまた北斜面に入り一気に寒さが出ました。とにかく歩き続けて体を温めるしかないです。サクサク歩いてすぐ水場に出ましたが、ここも凍っていました・・・。 | |
立野峠 |
水場もツララが・・・。 |
ここからは沢伝いの下山路を黙々と歩きます。ほぼ1時間半で登山口に出ました。明るい舗装路です。うーーーん、後は駅まで歩くだけ。テクテクと陽だまりの中を20分位歩き、1時20分くらいに梁川駅に到着。ところが駅の周りには1軒の商店以外何にもない・・・。すぐに電車も来てしまったので乗車し、ご帰宅になっちゃいました。やっぱ何かしら飲みたいよねぇ・・・・。残念でした! | |
登山口に出ました。 |
梁川駅です。(無人駅!) |