2010/03/20 箱根明神ヶ岳

延期されたオフのリベンジですが、天気予報は「晴朗なれど波高し」みたいな感じ。風が強いと言うことなんですが、当日から翌日にかけては台風並みの低気圧が通過し、日本中を大被害に陥れたあの日です。よくまあ、そんな前日に山行ったなぁと、感心されるかもしれませんが、こっちも知らないもんで、行ってみたら・・・・ホントに猛烈な風でした。
箱根での山歩きは初めてですが、箱根自体は何度も来ているので土地勘はあります。ロマンスカーの始発に乗り、湯本には8:30に到着。すぐバスに乗って20分位の「宮城野支所」バス停で下車。ここから山に入ります。標識もあってすぐ分かります。
さっそく歩き始めますが延々と別荘地の脇道なんで、なにか下水道か側溝のような雰囲気です。ようやく抜け出たところが登山道入口で、ここまで30分以上かかってしまいました。さあ、歩きますよ!
「宮城野支所」バス停
ここから登山道です。
山腹を廻るように上がりますが、結構キツイ坂でロープを使う岩登りのようなところや、えぐれた竹薮のような道もあり、「箱根」と言うイメージからは遠い感じ。途中休憩したところで春らしく木の芽が出ているのも見かけました。
更に歩くと気づいたのは、やけに風に吹かれた林の音が大きいことです。そんなに今日は強風の予報だっけ?と思い出しますけど、夜から荒れるとはいわれたような気がするだけで、午前中からとは聞いていないけどなぁ・・・・。ま、ともかく歩き続けます。
何の木かな?
アップで見ます。
明神岳−明星岳の尾根道との分岐に着きました。相変わらず風が強いのですが、天気はいいので明神ヶ岳頂上や富士山まで見えます。
分岐から明神ヶ岳頂上を見ます。
富士山がうっすら見えます。
ここからは風との闘いになります。とにかく防風林がある時はいいのですが、切れると猛烈な風が吹きつけます。それこそ油断すると体ごと持っていかれそうな猛風です。こりゃ危険かも・・・・。何よりも途中の崩落場所では土つぶてがブワーっとぶつかって来て、顔は痛いし、目も開けられないし、でも目を開けないと危ないし、ちょっと自然の驚異を感じる一瞬です。
それでも四つんばいになりそうな感じで何とか頂上に着き、木の陰に入り込み荷物を降ろしてから風景を見ましたが、さっきまで見えていた富士山は隠れてしまい、金時山までがうっすらとしています。箱根山の向うには凄い雲の塊もあり、早々に下山することにしました。
何とか頂上です。
金時山の向うに富士山があるのですが・・・。
分岐まで戻ると、少し風が弱まります。ホント頂上は厳しいねぇ。ここからは明星ヶ岳のほうに縦走しますが、アップダウンもあって変化に富んだ道です。風がなければなあと思いつつ、何とか天気ももって明星ヶ岳分岐から下山路に入り大文字焼の「大」の字の場所に来ました。
大文字焼きです。
「大」の字ですが、ここで見ても分かりませんね。
一時間程度歩きましたが、結構うんざりするくらいの九十九折で、道も結構荒れてました。こっちから上がっても多分つらかっただろうなあと思いつつ、登山口から別荘地を抜けましたが、「日本テレビ箱根山荘」や「東京馬主会保養所」なんていうもあり、結構いい場所に保養所あるもんですね。我々には縁がありませんが・・・・。宮城野橋バス停について上を見ると大文字焼きの場所が見えました。あそこ歩いたんだぁ!
宮城野橋バス停
大文字焼きの場所
バスに乗ったら満員で、湯本までは立ち続けでしたけど、湯本からは座って小田原駅まで快適なバスの旅。あっという間に小田原駅について、その後は駅前の「天金」で生ビール!生ビール!冷酒!冷酒!、刺身ーーーー、天ぷらーーー!とバカバカ飲んで食って大満足。新宿までまったく起きずに爆睡でご帰還となりました。うーーーん、やめられない!!次回はどこ行こう??


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