Ｒ２９９は秩父に抜ける道で、途中正丸峠（トンネル）のあるところです。トンネル抜けて少し走ると『生川入口』という交差点があるので左折。しばらく走ると武甲山を削ってセメントにする工場群が道路の両側にせせり立ちます。圧迫感があって車で走ってもこわいですね。徒歩じゃここ通るのいやだなぁ。サーっと走りぬけ林道に変わり、未舗装道路をガタゴト走って到着するのが武甲山御嶽神社一の鳥居です。ここが駐車場。地図だと（４、５台）とのことですが、拡張したのかかなりの台数が駐車できそうです。
一の鳥居		駐車場はこんな感じ
さて準備して上がりましょう。現在７時。駐車場から３時間程度ですから、１０時頃には着くでしょう。天気は黄砂の影響で若干もやっていますが、まあいい天気。快適な登りになりそうです。歩き始めるとさっそく紅葉が見えました。
さて出発！		最初の紅葉
道は結構整備されていて、一部コンクリのところや立派な木橋もあります。また一定距離ごとに「何丁目」という道標があり、頂上までは全52丁なんで後どの位かが分かります。これもいいですね。ただ、つい先日熊が出たらしく、あちこちに看板が出ています。我々がほぼ最初の客らしいのでちょっと不安。ラジオをつけて、更にシェラカップ二つをくくって臨時の熊追いにして歩きます。出会うなよーーー。大杉を抜けて歩き続けると分岐に出ました。左が階段コース、右が一般コース。一般で行きましょうかね。
立派な木橋です。		分岐
階段コース方向		一般コース方向
ここからほぼ30分位で頂上前の御嶽神社に到着。狛犬が迎えてくれました。神社の境内を廻り込むように歩くと武甲山頂上第一展望台があります。少し狭いけど秩父の町が一望にできます。ただ今日は黄砂の影響ですかね。モヤがかっていてクリアな眺望とまでは行きません。
御嶽神社		狛犬
頂上からの眺望はこんな感じ①		その②
さて、武甲山も制覇したし、お客さんも増えてきたので下山しましょう。帰りは階段コースを使います。真っ直ぐ降りて分岐に出ます。右が浦山口方向で真っ直ぐが大持山方向、そして左が階段コースです。良く見ると横に「発破のお知らせ」という看板があります。武甲山の石灰を削るために発破かけることがあるようで、サイレンなったら避難小屋に隠れろと書いてあります。えーー、そんな、どこにあるのー！と思っていたら、どうやら浦山口方向の道だけのようです。なんだ、心配かけさせるなよなぁ。
分岐		発破のお知らせ
階段コースは本当に階段ばかりで、ロープを使わないと危険ですね。そうこうしているうちに往きに通った分岐に出て、後は来た道を戻ります。往きとは違い人の多いこと！挨拶交わすのでも大変でした。大杉まで来ると団体さんがわんさといて、休憩も立ち続けになります。それでも２時間ばかり紅葉の中を歩き続け、１１時半駐車場到着。お疲れ様でした。
大杉		下山途中①
下山途中②		下山途中③