2011/08/06(岩殿山)

本当は前回断念の南アルプス「アサヨ峰」を狙うつもりだったのですが、天候不順であきらめて日帰りで高尾か奥多摩に行こうとし、電車の関係で中央線に乗った関係で、そういえば大月駅から見える岩殿山行ってないなぁ・・と気づき、低山だからさっさと登ろうと決定。大月駅に7時前に着いたので、昼前には戻れるかなと思いましたが、これが思いもよらぬ手ごわさで・・・。
大月駅前は再開発でかなり変わりました。まだ工事中ですけど今日はお祭りがあるようで、看板もたっていました。到着は7時前。ここから徒歩で登山口まで歩きますが、すぐに全容が見えてきます。
駅前
岩殿山全容
登山口前は20分位で到着。入ってみると整備された登山道で少しビックリ。これじゃ登山というより公園の散歩だな・・という感じ。途中高台から富士が見えました。
登山口
高台から富士
ここから頂上まで30分ちょっとで、ずっと階段の道でした。途中ユリの花が咲いていましたので撮影しましたが、8時にはあっさり到着してしまい少し拍子抜け。やっぱり低山だなぁ・・と甘く見ていました。ちなみに本当の頂上はもっと奥にあり、行ってみたら中継所が設置されていました。
ユリ@
ユリA
頂上手前の大岩
頂上前の広場
立派な四阿
本当の頂上
頂上前広場で大休憩して、ここから「稚児落し」という大岩壁まで行きますが、早い時間での登頂なので軽く見てましたが、ここからが大変でした。気温もさることながら湿度が高く、とにかく汗が止めどもなく出てきます。更に平坦な稜線歩きと思っていましたが、実は別の山で一旦大きく降りてからの登りとなり、更にこの山がかなりトリッキーで、2回も本格的な鎖場を登らなくてはならないような難路でした。特に2度目の鎖場は正直ビビりまくり、こりゃクライミングじゃないか!と思うほどの壁でした。もうクタクタですよ・・・・。
最初の鎖場
2度目の鎖場
鎖場を終えて、ここからはもう平坦かな?と思ったら、稚児落しが見えてきました。さすがに圧巻の岩壁です。この上を歩くののかぁ…と思っていたら、やっぱりありました。稚児落し前の急坂でう。もういいよ・・と思いつつ、登らなければなりません。クタクタになって稚児落しに着きました。上から見ると尻の穴が閉まるほどの恐怖感。落ちたらどうしよう・・・。とビビります。
稚児落し全容
 
上から見ます@
上から見ますA
さて、ここからは下りるだけです。誰も通っていないようで、雲の巣をかき分けながらの下山となりました。登りと違って整備されていない道なので、歩きつらいことこの上もありません。汗で靴の中までグショグショになりながらの下山となって、11時半頃にようやく一般道まで出られました。日差しが強い!ここから大月駅まで、小一時間の歩きですが、途中スポーツドリンクと甘い缶コーヒーまでがぶ飲み。ともかく水分と糖分の補給をしないと熱中症になっちゃいそうです。何とか駅までたどり着いて、建て替えされた「かつら」に飛び込み、生ビールを注文。一気に飲んじゃいました。 
建て替えられた「かつら」(朝撮影)
店内
やっぱりあったワンカップ
吉乃川を注文
ようやく落ち着き、いい気分で14時過ぎの「かいじ」にのって帰宅。電車の中で富士山帰りの登山客を見かけました。天気悪かったようですね・・。さて、こっちとしては本番は中旬の北岳なのですが、とにかく天候だけ何とかしてもらいたい!逃げ場のない雷雨だけは勘弁ですよね・・・。
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