2010/07/02〜04 甲斐駒ケ岳(途中断念)

【1日目】山開き直後の南アルプスにどうしても行きたくて、梅雨入り後にもめげずにチャレンジしました。昨年仙丈ケ岳に登っているので、今回は甲斐駒ケ岳に登らなければ!と金曜日の朝イチから車で中央高速経由伊那IC→仙流荘まで行き、いよいよ南アルプスに入ります。
仙流荘は昨年来ましたが、シルバーウィークのため大混雑。しかし今回は平日の金曜日ということで、人っ子一人いません。10時5分の出発のバス待ちで1時間弱ですが、結局誰も来ませんでしたね。一人旅です。
誰もいないバス停
バスの時刻表
北沢峠まで約1時間かかりますが、途中の車窓から南アルプス北部の山々が見られます。特に鋸山は林道の対面にあるせいか、全容がよく見えます。鹿の窓という小さな穴がみえますが、写真で分かりますかね?天気もそれほど悪くないのですが、甲斐駒は雲に隠れていました。大平山荘前で運転手が仙丈岳の藪沢新道が通行止めと言ってました。今年は残雪が多いためかシーズンはまだまだこれからだなという感じです。11時頃に北沢峠に到着です。
鋸山
北沢峠
北沢峠でのテント泊は駒仙小屋が指定地でして、その他は禁止。仙水小屋まで行けばテント場がありますけど、少し遠いし森の中なんでやはり駒仙小屋の方が気持ちがいいです。テント場に行くと、ここも人っ子一人いません。昨年は満杯の大混雑だったのに・・・。ま、とにかく張りましょう。ああ、奥にテント一つあるわ。結局今日はこの二張りだけでした。コーヒー入れて一服です。
誰もいないテント場 コーヒータイム
ここは昔北沢長衛小屋といって、開山した方の名前をとっていたのですが、明日はその方の名前を取った長衛祭という祭りがあるそうで、出店用のテントの用意がされていました。もっともこっちは明日山に入っちゃうし、降りてきたらそのまま帰るから、祭りに参加はできません。レリーフもありますね。
開山祭 レリーフ
昼飯食ってから、散策しましたが向うに見える小仙丈岳の山並みに白いところが見えます。残雪ですね。逆方向の甲斐駒側も摩利支天が見えたり隠れたりで、雲がかかっているのが分かります。明日は大丈夫かな・・・と思いつつ、夕方から飲み始めいい気分でサッサと寝ちゃいました。夜中にトイレ行ったら鹿がいたんで写真撮ったんですけど、真っ黒に目の光のみが映るという、まったく意味のない写真でした。
小仙丈岳
摩利支天
(二日目へ)

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