2010/07/17〜19 金峰山

【二日目】朝4時起きしてさっそく身支度。5時に出発して一路金峰山頂上へ。どうやら昨日梅雨明けしたようですね。雲ひとつなく天気は最高です。長い林道歩きが1時間半続きようやく登山口にたどり着きます。
キャンプ場からの林道は砂利道で歩きづらく、少しうんざりします。でも途中岩の間から出ている木や、太陽の差込で光のグラデーションが見えたりと、気を紛らわせたりしてようやく登山口の「砂洗沢出会」に着き、ここから丸木橋を渡っていよいよ登山開始。少し歩くと「最終水場」に着きます。更に脚を進めると樹林の間から景色が見え、先行したメンバーが「雲海見えるよ」と呼んでくれました。確かに西側の瑞牆山付近から八ヶ岳にかけて雲海で見えます。これは絶景!来てよかったと思うと同時に、早く上に上がってみたい!と思いました。それとシャクナゲの群生がありましたね。これも見ものです。
岩から木が生えてる。
グラデーション
丸木橋
最終水場
雲海が見えました
シャクナゲ
ここがちょうど中間点で、標識に「金峰山小屋まで1時間 頂上まで1時間20分」と書いてありました。ホントか?昨年はここから2時間近くかかったと思いましたが・・・。ともかく頂上目指して歩き続けます。途中に昨年もあった薪の山で、ひとり一個持っていくのですが、仲間が不器用でなかなか巻けません。時間もあるので手伝ってあげました。それにしても小屋まで遠いの何のって、去年の悪夢が蘇ってきました。尾根に上がって小屋が見えたのに、ここから長いのです。最後の最後に止めを刺すような石段を上がると、ようやく金峰山小屋に着きます。持っていった薪のお礼でお茶くれましたが、熱い!汗かいたときは熱い飲み物の方がいいと分かっていますが、やっぱり冷たい方が・・・・。でもテラスから見る景色は汗も吹き飛びますね。頂上まであと少しです。
手間取ってます。 
小屋のテラスからの景色
小屋からはガレ場の登りですが昨年ここで1時間かけてしまったので、今回は何とか短縮しようとストックをしまって、攀じ登るだけにしました。確かにストックがない方が安定して登りやすいですね。ガンガンとは行きませんが、休みながらも確実に上がります。先行したメンバーに遅れること15分位、45分位で何とか上がれました。金峰山頂上2598mです。何度見てもすばらしい絶景!メンバーも喜んでいました。五丈石まで行くと登山客の山で、弁当食べてるのや五丈石に登るヤツなど多彩です。こちらも長い休憩を取り、集合写真や家に携帯電話かけたり(頂上でバリ3)、思い思いで頂上を楽しみます。
雲海と富士山
瑞牆山方面
 
南アルプス方面
集合写真
 標識
さて、長い休憩で絶景を楽しみましたがこの辺で下山しましょう。 来た道ではなく、瑞牆山方向に一旦下りて、途中から金峰山小屋に戻ることにしました。瑞牆山方面からは続々と登山客が登ってきますが、我々は逆に降りる方。この道が結構急で、途中クライミングまがいのところもありました。振り向くとびっくり。五丈石てっぺんに人が登ってます。ヒーローだよなぁ・・・。
下りから振り返ると・・。
金峰山小屋
五丈石頂上に人が・・・。
 
小屋に着いて休憩。絶景ともここでお別れです。名残惜しいですけどキャンプ場まで約3時間、息を整えて一気に下ります。しかし、下ってみるとこの登山道が長いのが実感されます。下っても下ってもまだ道があり、最終水場まで来てようやく登山道が終わりに来たなとホッとします。でもここから更に長い長い林道歩き。脚がつるわ日差しは暑いわで、ヘトヘトでキャンプ場にたどり着きました。全行程9時間。3人ともグッタリでした・・・。
さて、この後はシャワーを浴びて、さあカンパーイ!ビールビール!!焼酎焼酎!!ビールビールと飲み続け、辺りが暗くなっても飲み続けました。達成感と酔いで夜は更けていきました・・・・。
ゴキゲンでーす!
お互いで撮り合いですな。
[一日目へ] [三日目へ]

inserted by FC2 system